コーヌス|外冠製作
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STEP4 外冠製作 ¥12,000
内冠仕上げ
- 内冠を仕上げ研磨します
- 可能な限りメタルの厚さが薄くなるようにミリング研磨します。(荒研磨まで)
- ワックスアップの段階で、薄いところでは0.4〜0.5㎜になっています。
- 荒研磨で0.2〜0.3㎜まで仕上げていきます。
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- 仕上げ研磨します(フリーハンド)
- 仕上げ研磨は、フリーハンドで行います。
- 様々な機械研磨で仕上げまで試みましたが、今のところ「荒研磨」はマシンで、仕上げは「手ケンマ」に落ち着いています。
- 軸面の仕上がり具合が、内冠の良し悪し、長期にわたる維持力の安定を決定づけます。
- 可能な限りメタルの厚さが薄くなるようにミリング研磨します。(荒研磨まで)
コーピング製作
- 仕上げた内冠にパターンレジンを築盛します。
- パターンレジンを盛り上げて作るコーピングが、内冠と外冠の適合(=維持力の強弱)を決定する上での重要なパーツとなります。
- コーピングと内冠とのフィット感で、使用する埋没材の種類と、混水比、鋳造リングの大きさ、昇温スケジュールなどを決定します。
- コーピングと内冠とのフィット感(維持力の出方)は、支台歯の部位、形状によって変わりますので、パターンレジンの種類で選別します。
- コーピングの材料となるパターンレジンは各社から出ていますが、弊社では、Bredent社の「ピクプラスト」をメインに使用しています。
- 収縮率が低い(0.36%)
- 焼却時、埋没材の亀裂がほとんどない
- 築盛時に液ダレしない
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0.3〜0.4㎜の厚さに仕上げます
外冠のワックスアップ
- コーピングの上にワックスアップします。
- 仮排列したものがある場合は、それを利用します。
- 完成のイメージは出来上がっていますので、短時間で、容易にワックスアップができます。
- この時点で、外冠のマージンの延長などの、特殊加工を施します。
- 欠損側には、金属床を絡める場合には「脚」を、金属床ナシの場合は、ネット状の維持を付与します。
- 前装面の維持(リテンションビーズ)は、歯頸部ギリギリまで降りかけます。脚が付く場合は、脚にも降りかけます。
- ワックスアップが完成したら、速やかに「埋没」します。
- 弊社では、外冠の埋没材には松風の「クリスト21」をメインに使用しています。
- コーピング、ワックス、埋没材など材料には「なま物」的な要素があり、内外冠の維持力の発生に大きな影響を及ぼしますので、ワックスパターンを放置したり、翌日に埋没したりすることはありません。
- 加圧埋没は外冠の場合には行いません。
- リング焼却は埋没1時間後には始めます。
- 混水比、リング焼却の昇温スケジュールは、外冠の部位・形態・リングの大きさ、1つのリングに埋没する個数などによって変えています。
- 弊社では、外冠の埋没材には松風の「クリスト21」をメインに使用しています。
- キャスト後、硬化熱処理を施してから内冠にフィットさせます。
- 外冠の内面を「実体顕微鏡」で覗き、微量の異物や気泡などを取り除きます。
- 内冠にフィットさせたその時点で、内外冠に「必要な維持力」は得られていますので、アズキャストもしくは、荒研磨の状態で納品いたします。
コーヌスクローネ外冠製作 ¥12,000 脚 ¥1,500 ネット状維持 ¥7,000~ マージン延長加工 ¥1,000加算(1歯毎)
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