特殊加工
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磁性アタッチメントとの併用
大きく分けて2つの考え方があります。
- 内外冠自体にコーヌスの維持力は求めないタイプ
普通のコーヌスよりも良いと、好まれる先生も多いです。
- メリット
支台歯への負担が少ない。
比較的ケースを選ばず、安定した維持力が得られる。 - デメリット
マグネットスペースの確保のため、対合歯との間のクリアランスを多く必要とする。
費用がかさむ。
磁性アタッチメント付内冠(維持力不要タイプ) ¥10,000 磁性アタッチメント付外冠(維持力不要タイプ) ¥10,000
- メリット
- 内外冠自体にも維持力を求めるタイプ
最初は、マグネットは装着せず、コーヌス効果のみで使用し、維持力がなくなってきたら、マグネットを装着しようという考え方のものです。
- メリット
思い通りにうまくいけば、かなり長期的な補綴物として期待できる。 - デメリット
上記のタイプと同様、マグネットスペースの確保のため、対合歯との間のクリアランスを多く必要とする。
さらに費用がかさむ。
磁性アタッチメント付内冠(維持力要タイプ) ¥13,000 磁性アタッチメント付外冠(維持力要タイプ) ¥13,000
- メリット
レジリエンツテレスコープ
- ココーヌスクローネは内冠に6°のテーパーを与えることによって、「くさびの効果」で維持力を出しますが、レジリエンツテレスコープはテーパーを与えず(0°にする)なおかつ、内外冠のフィットを緩くすることによって、支台歯に負担をかけないようにします。
基本的には、粘膜面での吸着を期待しつつ、総義歯よりもよく噛めるというものです。
片顎で残存歯3歯以下の症例に向いているといわれています。
レジリエンツテレスコープ内冠 ¥12,000 レジリエンツテレスコープ外冠 ¥12,000
外冠のマージン延長加工
- 何らかの理由で、支台歯形成時よりも歯肉が退縮してしまったときなどに、外冠のマージンを延長して内冠のメタルを見えないようにしてほしいと言われた時に、施す加工です。
延長した部分の前装が剥がれるというようなトラブルはなく、清掃性は少し悪くなりますが、かえってその部分にかかる外冠の「開きの力」は分散して軽減されるのかも知れません。
外冠マージン延長加工 ¥1,000 (※外冠製作前のオーダーに限ります)
前装歯頸部歯肉色加工
- 支台歯によっては、歯冠長が突出して長くなったり、あるいは全体的に長くなったりする場合がありますが、そのときに、前装歯頸部を歯肉色で前装し、歯冠長を短く見せるようにするためのものです。
前装歯頸部歯肉色加工 ¥2,000(1歯毎)
メタルオクルーザル
- 欠損部の人工歯は、ほとんどが「硬質レジン歯」を使用するため、コーヌスデンチャーの長期間の使用により咬合面が摩耗します。それを未然に防ぎ、咬合位の低下を引き起こさないようにするため、また咬合面に人工歯よりもハッキリとした隆線や溝を付与することによって、咀嚼効率が上がるようにするために人工歯の咬合面をメタルに置き換えます。
デンチャーセット2〜3週間後、調整が終わり、義歯が安定したらメタルオクルーザルにすることをお勧め致します。
メタルオクルーザル ¥4,000(1歯毎)